取り壊し費用

Posted 7月 20th, 2014 by 川崎純情小町

常滑に「焼き物散歩道」がある。

六古窯のひとつ常滑焼の窯元が残る付近一帯を散歩道として指定し、観光客を呼び込もうというもの。
昭和50年代までは名鉄常滑線にも貨物列車が走っていて、常滑焼を輸送していた。
しかし、中国から安価な焼き物が輸入されるに連れ市内の窯元も倒産や廃業で次々に姿を消した。
貨物列車もいつしか廃止になった。
栄華を誇った窯業であるが、衛生陶器の生産は続き、残った窯元はその下請け工場として生残ったところもある。
廃業後も取り壊し費用が無かったためか、古い工場が残ったことも幸いし、常滑には昭和の面影を残す町並みが、その後も多く残ることになった。
そういった町並みを巡るように「焼き物散歩道」は設定された。
最近では若い陶芸家や志ある人たちが古い窯元の建物を再利用して、ギャラリーや喫茶店を始めて、散歩道に来る楽しみも増えたようだ。

先々週、ある方からメールが届いた。

「焼き物散歩道にある「sugi cafe」で働いているから来てください」
旨の内容だった。

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